鎖骨調整

鎖骨を調整して綺麗な姿勢を目指そう!

鎖骨周りの筋肉も重要

姿勢が美しいと若々しい印象を与えますが、現代人は自分でも気づかないうちに猫背や姿勢が悪化している場合が多くあります。

上半身の骨の中でも重要な役割があるので、鎖骨やその周辺の筋肉をほぐしましょう。

この記事では、鎖骨の役割や鎖骨が出ない原因などを解説していきます。

そもそも鎖骨にはどんな役割があるの?

ほとんどの方が鎖骨という名前を知っていますが、具体的な役割を知らない人も多いことでしょう。鎖骨には、上半身を安定させる大きな役割があるのです。

鎖骨は、上腕骨や肩甲骨を繋げて腕を安定させます。肩甲骨は筋肉で覆われているだけで体幹部分の骨との繋がりがないので、鎖骨がなければ指を細かく動かせません。

それ以外にも、鎖骨には身体にとって大切な以下の通り道があります。

【鎖骨の下にある通り道】
● 太いリンパ管
● 大きい動脈
● 静脈
● 腕に行く神経

顔を自分でマッサージするときに、よく「最後は鎖骨に流す」という手順があります。鎖骨に流す主な理由は、太いリンパ管があるからです。

鎖骨の調整について|鎖骨が出ない原因のひとつは姿勢

鎖骨が出ると首が長く見えて、凛とした印象を与えます。

またデコルテが美しければバストが引きあがるので、スタイルが良く見えるでしょう。反対に鎖骨が出ていないと、首元が埋まって見えたり二の腕が目立ちやすくなったりする人もいます。

姿勢が悪化している

姿勢が悪化すると、鎖骨が綺麗に出ない場合があります。巻き肩は首から肩にかけての筋肉が常に緊張した状態なので、それと同時にデコルテ付近の筋肉もこわばってしまいます。巻き肩や猫背だけではなく、僧帽筋(そうぼうきん)が緊張するいかり肩にも注意してください。
僧帽筋は肩甲骨を動かす大きな筋肉で、頭の角度を固定したり重いものを持ちあげたりするときの動きで使っています。僧帽筋自体が痛んだり衰えたりして、肩こりを引き起こすケースがあります。

ストレートネックを引き起こしている

猫背や姿勢の悪化に自分で気づかず放置していると、ストレートネックになる可能性が高まります。人間の身体は体重の約10%が頭の重さだと言われており、体重が60kgであれば頭の重さが6㎏だと考えられます。これだけ重量がある頭が前に飛び出してしまうと、ほかの筋肉に負担がかかってしまうことが分かるのではないでしょうか。
近年は、スマートフォンやパソコンを長時間使用することに対しては注意喚起されています。しかし電子機器だけに限らず、読書の姿勢もストレートネックの原因になるかもしれないので、ご注意ください。下を向いて頭が突き出る姿勢が原因なので、使用している媒体が電子機器でも紙でもほとんど変わらないのです。

背負っているバッグが原因の可能性も

日常的に背負っているバッグが、姿勢の悪化を引き起こしている可能性があります。実際に毎日の通学で重いランドセルを背負っている小学生や、大きなバッグを担ぐ中学生が体をゆがめるケースがあるのです。鎖骨にはバッグのショルダーベルトが当たるので、痛みを感じる人もいるでしょう。
鎖骨が痛む対策として、ショルダーベルトにタオルを巻く方法があります。またそもそもの問題として、身体の大きさに合ったバッグを選択した後、荷物の詰め方にも工夫してください。バッグが大きいときは、左右の重量がだいたい同じになるようにします。これだけでも、ずいぶん鎖骨の痛みが軽減するはずです。

鎖骨の調整|セルフケアで綺麗な姿勢を維持しよう

鎖骨の調整では整体に行くことも重要ですが、日頃からのセルフチェックも大切です。

巻き肩のセルフチェック

巻き肩は誰でも簡単にセルフチェックができます。全身鏡の前に立って、手の甲の位置を確認してください。手の甲が外を向いて鏡から見えなければ問題ありませんが、手の甲が見える場合は巻き肩の可能性があります。

大胸筋を正しい位置に戻すストレッチ

以下の手順で、大胸筋の位置を戻すストレッチを実施してください。

【ストレッチの手順】
1. 手を頭の後ろで組む
2. その状態のまま、腕を前後に20回ほど動かす
3. 4本の指を使って首の根元を押さえる
4. その状態のまま、左右それぞれ5回ずつ首を回す
5. 目頭を押さえた状態で頭を後ろへ持っていく
6. その状態のまま10秒間待つ
7. 座った状態で前顎をななめ45℃の方向に動かす
8. その状態を10秒間続ける。反対側も同様に繰り返す
9. 腕を左右に広げる
10. そのまま手を握った状態で肘を上下に動かし、肩をひねる
11. 同じ動作を10回繰り返す

鎖骨の周りをほぐす

以下の手順で、鎖骨の周りをほぐします。

【ストレッチの手順】
1. 立った状態で、柱など掴めるものを手で掴む
2. 柱を掴んだまま、手を伸ばす
3. 手を伸ばしたまま、ゆっくりと身体を前に移動させていく
4. 身体が伸びきったと感じたら、元に戻して手順1から3を繰り返す
5. 身体の向きを変えて、同様に反対側も行う

このストレッチは、鎖骨から腕の前部分をほぐします。

肩甲骨をほぐすストレッチ

「鎖骨の周りをほぐすストレッチ」で使用した柱をそのまま使えます。

【ストレッチの手順】
1. 立った状態で、柱を掴んだ腕を伸ばす
2. 腕を伸ばしたまま、体を後ろに持っていく
3. 身体が伸びきったと感じたら、元に戻して同じ動作を繰り返す
4. 身体の向きを変えて、反対側も同様に行う

手順2のとき、お尻を思い切り後ろに持っていくイメージで行います。

まとめ

鎖骨の周りをほぐすと、良好な姿勢を維持することに繋がります。日ごろから生活習慣を整えたり運動をしたりしながら、鎖骨も意識するとよいでしょう。

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施術料金 ¥3,300(税込)

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