頚椎調整

頸椎の調整は効果があるの?

普段から身体のゆがみを意識することが大切

肩や首の痛みが取れなくて、困っている人も多いことでしょう。

とくに頸椎は身体を支える脊椎の一部なので、ゆがみが発生するとさまざまな場所に影響を及ぼします。頸椎のゆがみがさまざまな場所に影響を与える前に、対策を知りたい人も多いでしょう。

今回は脊椎のはたらきや、頸椎がゆがむ原因を解説します。

頚椎を調整する前に!脊椎のはたらきを知る

頸椎は脊椎の一部なので、まず脊椎のはたらきを見ていきましょう。

脊椎はいわゆる「背骨」の部分で、頭蓋骨の真下からお尻の尾骨まで伸びています。正しい名称は脊柱(せきちゅう)です。

しかし、「脊椎」の方が一般的に使用されています。脊椎は頭部から順番に以下の名前がついています。

【脊椎についている名称】
1. 頸椎(けいつい)
2. 胸椎(きょうつい)
3. 腰椎(ようつい)
4. 仙骨(せんこつ)
5. 尾骨(びこつ)

脊椎は7個、12個、5個の椎骨(ついこつ)で成り立っており、立った状態ではゆるやかなS字カーブが正常です。頸椎は脊椎の首の部分を指します。主な脊椎のはたらきは以下の4つです。

【主な脊椎のはたらき】
1. 身体を支える柱
2. 身体を動かす
3. 肋骨と組み合わさって内臓を守る
4. 脊髄などの神経を守る

脊椎には身体を支えるだけではなく、動かしたり臓器を守ったりする大切なはたらきがあります。

頚椎調整|脊椎が歪む原因とは

頚椎調整の前に、脊椎自体が歪む原因もチェックしましょう。

そもそも脊椎はゆがみやすい

私たち人間は生まれたときから二足歩行ではないので、生きていく中で正しい姿勢を学んでいくことが大切です。そのため学習の質が悪ければ、姿勢はすぐに悪化します。下を向いて長時間スマートフォンを見ていたり、荷物をいつも同じ手で持っていたりすると、脊椎や頚椎の負担になるのです。また、日常生活でストレスを抱えていると交感神経が優位になるため、血流の悪化によって肩首の凝りが発生します。

頸椎のゆがみは体調不良のサインでもある

背骨のゆがみが体調不良のサインになっていることは少なくありません。たとえば以下の体調不良は、頸椎のゆがみから来ている可能性があります。

【頸椎のゆがみが原因の可能性がある体調不良】
● しつこい目の疲れやめまい
● 肩こりや頭痛
● アレルギー
● アトピー

上記の症状が治らないからと専門の機関に相談したら、脊椎や頸椎のゆがみが分かるかもしれません。とくに目の疲れが原因の肩こりは、頸椎のズレの可能性があります。意外ですが、アレルギーやアトピーなども頸椎のゆがみに起因しているケースがあるのです。
また、脊椎は腰椎と結合しているので、腰痛やヘルニアにも注意してください。骨盤が歪むと内臓を圧迫するので、胃腸の働きが低下します。胃腸の働きが低下すると便秘に繋がります。脊椎のゆがみから発生する症状は、骨や筋肉の痛みだけとは限らないのです。

頚椎のゆがみを改善するには

頚椎のゆがみを改善する方法は複数あります。施術だけに頼るのではなく、普段から身体のゆがみを意識することが大切です。

頚椎調整の施術をする

身体のゆがみは、さまざまな体調不良を引き起こすことについて説明しました。頚椎調整によって頚椎のゆがみが改善された場合、それらの体調不良を改善するきっかけになる可能性があります。頚椎調整によって一時的に身体の不調は良くなりますが、その後放置してしまうとまた身体のゆがみが生じてしまいます。普段からくせになっている動作の改善や、定期的な調整によって、身体のゆがみが発生しにくくなるでしょう。

頸椎調整のための簡単な3つのストレッチをする

身体のゆがみを解消する3つのストレッチをご紹介します。

全身ストレッチの手順

1. 立った状態で、足は肩幅に開く
2. 1の状態のまま、両手を壁につく
3. 息を吐きながら上半身をゆっくりと倒す

手順3のとき、両腕は腰の高さに伸ばします。この体勢がつらい場合は、足の幅を大きめに取れば調整できるでしょう。軽くあごを引けば、首の後ろのストレッチにもなります。

肩甲骨ストレッチの手順

1. 座った状態で両手を組み、腕を上に伸ばす
2. 肩と耳がくっつかないように、肩の力を抜く
3. そのまま右腕の肘を曲げる。
4. 左腕の肘が頭の後ろに来るように、二の腕を伸ばす
5. 左手を背中に回して、右腕とつなぐ
6. 右ひじを左手で下に押しながら、二の腕を伸ばす
7. 反対側も同様に行う

肩甲骨ストレッチの5番からは、後ろから見ると頭の後ろに右ひじがあり、腰の横に左ひじがある状態です。そして両方の手を肩甲骨のあたりで、つないでストレッチをします。

胸鎖乳突筋のストレッチ

1. 親指が鎖骨にかかるように、手を身体の前で組む
2. 首を45℃右に傾ける
3. 45℃傾けた場所から、45℃左に回す
4. 反対側も同様の手順を行う

耳の後ろから鎖骨の内側に繋がっている太い筋肉を、胸鎖乳突筋といいます。

まとめ

頚椎は身体を支える柱となる大事な脊椎の一部であることを説明しました。頸椎のはたらきが理解できれば、ゆがんだ状態がどれだけ身体に悪影響を及ぼすのかが分かるでしょう。

「ピュアアムリタ」では、頸椎調整の施術を承っています。身体のゆがみに無頓着だった人も、日常的にゆがみを意識することの大切さを分かっていただけるでしょう。お気軽にご利用ください。

施術料金 ¥3,300(税込)

頭痛、眼精疲労、自律神経失調症、鬱、不眠、ストレートネック、慢性の首痛、首こり、寝違え、 頚椎ヘルニア、斜角筋症候群でお悩みのかたにおすすめしています。

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