猫背・O脚・X脚

猫背

O脚やX脚の原因として、猫背が挙げられます。姿勢がいつも前かがみだと、骨盤をゆがめてしまうからです。知らないうちに猫背になっていないか、ちょっとした時間があるときに確かめ、姿勢を直すクセをつけてください。
立ち方や座り方、歩き方などが不安定にならないように気をつけましょう。悪いクセが習慣になり、O脚やX脚につながるからです。以上から猫背によって姿勢が乱れていると、脚の形に悪影響といえます。

ビタミン不足

O脚やX脚の原因として、ビタミン不足が挙げられます。とくにビタミンDの不足に注意してください。これが足りないと、筋線維の充分な発達を望めません。
ビタミンD不足による筋力低下は、正しい姿勢を支えるだけの筋肉が足りない事態につながります。これがもとで猫背になりやすく、O脚やX脚につながるでしょう。脚の形が気になったときは、ビタミンDを含んだ食材を中心に、バランスのよいメニューを考えるのがおすすめです。

筋力低下

O脚やX脚の原因として、筋力低下に気をつけてください。筋力低下により体のバランスが崩れるからです。正しい姿勢や脚の形を支えるうえで、筋肉は欠かせません。
ここではとくに内転筋の筋力低下に注意しましょう。内転筋とは、内ももにある筋肉を意味します。ここが発達しないと筋バランスが崩れ、無意識に姿勢が悪くなるのです。X脚やO脚の原因として、内転筋のような脚の筋肉の衰えに要注意です。

骨盤のゆがみ

骨盤のゆがみで、X脚やO脚にいたるケースがあります。骨盤の形が崩れていると、歩いているときや立っているときの脚の負担が大きいからです。この状態は脚の形だけでなく、体のほかの部分についても健康を損ねるリスクがあります。
骨盤の配置がきれいでないと、スネや太ももに過剰な負担がかかります。その結果として、X脚のような脚のゆがみが現れるのです。以上から骨盤のゆがみは、脚の不健康につながるので気をつけてください。

日常の姿勢を正す

日ごろから正しい姿勢を心がけていれば、X脚やO脚のリスクを抑えられます。正しい姿勢を続けることによって、体のゆがみを防げるからです。少しでも時間があるときに鏡などで姿勢を確かめ、ゆがんでいれば直すように心がけてください。
とくに片方に体重がかかる座り方を長時間続けないように注意です。またイスに座っているときに、つい脚を組まないように心がけましょう。このように普段から体のバランスを意識した習慣が重要です。

定期的な靴の交換

X脚やO脚の対策として、靴にも注目してください。何年も同じ靴を使っていると、それになじんだ姿勢がくせになります。本人の姿勢が履きなれすぎた靴に合わせた結果、体のバランスが崩れ、X脚やO脚になる可能性があるのです。
以上を防ぐには、半年ごとに靴を換えてください。新しい靴を履くことで、姿勢を正しく保てるでしょう。またインソールを靴に入れることで、偏平足や脚のゆがみの予防につながります。このように靴への気づかいも、きれいな脚の形を保つうえで大切です。

ビタミンDを含む食材を食べる

ビタミンDの補給によって、X脚やO脚改善が可能です。これはカルシウムやリンの吸収に大切な成分で、骨から丈夫な脚を作る役目があります。
ビタミンDがある食材として、生紅サケ、しらす干し、うなぎの蒲焼のような魚類がおすすめです。うずらの全卵や豚レバー、干しシイタケなどにもビタミンDが入っています。これらを中心に、栄養バランスのとれた食事を摂りましょう。このように食事面でも、X脚やO脚改善のヒントがあります。